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シェアリングエコノミーの本質―なぜ、今シェアエコが流行しているのか?

[文:りゅうじん(@smileryuji1110)]

シェアリングエコノミ―。

「最近よく聞くけど、何となくしか知らない…」という人も多いのではないでしょうか。

2021年1月に行われた田端大学の定例会では、株式会社ガイアックス代表執行役 上田祐司氏(@yujiyuji)と、田端大学塾長 田端信太郎による「シェアリングエコノミー」対談を開催しました。

・そもそもシェアリングエコノミーって何?
・何が革新的なの?
・面白いサービスはある?

など、今流行りのシェアリングエコノミーについて、たっぷりお届けします。

シェアリングエコノミーって何?

シェアリングエコノミー(以下、シェアエコ)とは、

「物・サービス・場所などを多くの人と共有・交換して利用する仕組み」

のことを言います。

多くの人が知っていると思われる代表的なシェアエコサービスがメルカリ。持っている不要になったモノをネット上で欲しい人に売ることが出来るサービスです。その他では、Airbnbも有名。空いている家や部屋(スペース)を宿泊したい人に貸しだすサービスです。

このシェアリングエコノミーの市場規模は、2030年には7兆円を超えるという予測もあるほど伸びています。

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「一般社団法人シェアリングエコノミー協会」の調査より)

シェアエコの何が新しいのか?

1月18日に行われた田端大学の定例では、「人と人をつなげる」をミッションに、多くのシェアエコサービスを手掛ける株式会社ガイアックス(以下、ガイアックス)の代表執行役である上田祐司氏(@yujiyuji)が登場!

田端大学の塾長である田端信太郎と「シェアリングエコノミーの今とこれから」をテーマに対談を行いました。

(以下、敬称略)

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田端:昔から貸別荘みたいなBtoCのモデル(下のスライド参照)はあるけど、シェアオフィスのようなBtoCモデルはそもそもシェアエコなのでしょうか?

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上田:私は、シェアリングエコノミー協会というものをやっているのですが、そこでは、CtoCの両サイドプラットフォーム場合は正会員、田端さんが「これってレンタルじゃないの?」という、片側プラットフォームの場合には、準会員としてご参加いただいています。

提供者側が個人だとややこしい法規制がまだまだ多いため、それをなんとかするために作った協会だったのですが、実際のユーザー体験としては、BtoC型のレンタルでも楽しいじゃないですか。なので、せっかくなので準会員としてご参加いただき、プロモーションなども一緒にやっています。

田端:最近シェアエコとかサブスクとか、新しいラベルがつくと盛り上がりますけど、僕なんか「それってレンタルじゃないの?ただのリースじゃないの?」とか思ってしまうんですよね。

上田:仰る通りだと思いますね。シェアエコで革新的なのは、やっぱりBtoCではなく、CtoCのモデルのほうですよ。

田端:だから、UberやAirbnbが革新的だったのは、一番最初はAirbnbで人の部屋に泊まったりして、「これだったら俺もできるかも?」と思えるかどうかだと思うんですね。

タイムズのカーシェアを借りたからと言って、自分もやろうとは思わないですよね。

手段としてのシェアリングが今注目されている理由

新しいビジネスとして注目されるシェアエコですが、その核心を突くやりとりもありました。

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田端:シェアリングはあくまでも手段であり、目的になってもしょうがなくて、モデルを見るのではなく、この本質のほうが重要ですね。

例えば、ブックオフのような古本屋は昔からありますが、あれも一つのシェアリングですよね。一つの本を複数の読者がでシェアして読む、という。

こう考えると、シェアエコって昔からあったモデルではないですか?

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※当日の対談風景より

上田:もし昔から、BtoCのレンタル型でも、ブックオフみたいに個人と個人の間に企業が入る形でもシェアリングが大きく普及していたら、こんなに物は増えていないし、こんなに私たち一人ひとりがたくさんの物を家においていなかったと思うんですよ。

それが実現されていなかったから、結果として個人が物を多く所有することになり、現在、「物が余っているし貸し出そうか」という世の中になっているんじゃないかと、私は思いますね。

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※当日の対談風景より

上田:また、これまではコミュニケーションコストが高くて、目立つところにホテルを建てて、CMを打ってはじめて、お客さんが「泊まるところってここにあるんだ」認知してくれていました。

今は、「この辺で泊まらせてくれる人いるんじゃね?」とインターネットで検索すれば、今日たまたま部屋が空いている人をピンポイントで探すことができるようになったんです。

そのような背景があるからこそ、今シェアエコが新しいものとして世の中に広がっていると私は見ています。

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これまでの経済発展の結果生み出された多くの物が、インターネットの普及により、安く簡単に取引きできるということでシェアエコサービスが急速に普及しているのですね。

シェアエコの第一人者が選ぶ!今本当に面白いシェアエコサービス3選!

さまざまな広がりを見せるシェアエコですが、その第一人者である上田氏がおすすめする、新しいサービスを3つご紹介します。

そこでしかできない体験に出会う―『TABICA』

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このTABICAは、体験をシェアするサービスです。

「庭にトラクターがあるからトラクター乗りたい人が来たら乗せてあげるよ」「うちのうなぎ屋に来たらうなぎが焼けるよ」というユニークな体験が多いのが特徴です。

これまでできなかったような体験ができるかも!?

退屈な移動を冒険に変える―『notteco』

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nottecoは、車で長距離移動する際に、出発地と目的地が同じ人をマッチングし、ガソリン代金と高速代金を割り勘できるというサービスです。

一人で運転して目的地まで車で移動すると当然ですが一人で全ての料金を支払う必要がありますが、二人になると半額になります。

また、一人だと退屈な長距離運転も誰かと一緒だと楽しいかも!?

海外でやりたいことが実現できる―『LOCOTABI』

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続いてご紹介するサービスは、LOCOTABI

「海外旅行で有名な観光地巡りだけではつまらない。テレビや雑誌で紹介されていたお店や体験をしたい」という要望を実現してくれるサービスです。

海外に住んでいる日本人が持っている知識や経験、能力を使って、海外でやりたいことを実現するためにサポートしてくれます。

今は、新型コロナの影響でなかなか海外に行くのは難しいですよね。しかし、「LOCOTABI」では「バーチャル旅行」を楽しめるサービスがあります。現地在住の方がオンラインで現地スポットの魅力を解説してくれます。

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今、シェアエコサービスはどんどん増えています。中には、これまでできなかったことを体験することができるものも。ぜひお気に入りのサービスを探してみてはいかがでしょうか?

もはや誰が社員か分からないので、社内研修をフルオープンに。

今回田端大学の定例に登壇いただいた上田氏率いる株式会社ガイアックスは自由過ぎる社風としても有名です。

「もはや、誰が社員で、誰が社員じゃないのか分からなくなった」と、これまで社内向けにやっていた研修もすべてオンライン上でフルオープンで開示をしています。

経営カレッジ」というYouTubeチャンネルでは、ビジネスマンに必要な会計知識を具体例とともに分かりやすく解説されています。会計知識に自信がないビジネスマンはぜひご覧ください。

https://www.gaiax.co.jp/blog/study-accounting-and-finance/

田端大学の定例会では、ビジネスの様々な分野について深堀りする企画を今後も予定しています!

Zoom定例では、記事にはできない裏話やもっと深い議論もたくさん出てきます。ぜひ田端大学に入って、視聴してみてください。

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りゅうじん

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アグリテックベンチャーに勤務しながら、趣味を副業にして月数十万稼いでいる会社員。BIG WAVEでは、副業サラリーマンのQOLの向上に役立つ記事を担当。モットーは、「会社と田端信太郎は利用してなんぼ」
Twitter:https://twitter.com/smileryuji1110
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