見出し画像

人々に突き刺さる企画の極意~アイディアの正解は“正しさ”ではない

「これまでにない斬新なイベントを開いてみたい」

そんな風に考えてアイディアを出してみたのに、出来上がった物は意外と普通だったり、集客が全然出来なかったり、パッとしないまま終わってしまったことはありませんか。

2021年2月に開催された田端大学の定例では、話題と熱狂を生むイベント仕掛け人アフロマンスさんに企画の極意を聞きました。

世の中を沸かせるイベント仕掛け人

泡パ」という単語を耳にしたことはないでしょうか。

画像8

画像10

泡にまみれる泡パーティー、通称「泡パ」。2012年に日本で初めて泡パを開催したのが、今回の田端大学定例のゲスト、アフロマンスさんです。

画像1

クリエイティブカンパニー「Afro&Co.」代表。アイデアと実現力で、新しい体験をつくるクリエイター、クリエイティブディレクター、DJ。都内初の泡パを開催し、全国に「泡パ」ムーブメントを起こす。(Afro&Co.公式サイトより)

アフロマンスさんは泡パ以外にも、

・街中を300mの巨大スライダーで滑る「Slide the City JAPAN」
・ハウスミュージックに合わせてマグロをさばく「マグロハウス」
・バスタブに浸かりながら映画を見る「BATHTUB CINEMA」
・車の中で楽しむ音楽フェス「ドライブインフェス」・・・

など、様々なイベントで世の中を沸かせ続けています。

画像9

車の中で楽しむ音楽フェス「ドライブインフェス」

アイディア出しは、イベント企画に留まらず、あらゆる分野で求められるもの。アフロマンスさんが紹介する、目から鱗の発想法とはどういったものなのでしょうか。

8割の人が躓いている!?「アイディアは正しいことが正解ではない」

例えば、あなたが下図のものでPRイベントを企画するとなった時に、どんなアイディアを出すでしょうか。

スクリーンショット 2021-02-10 0.27.02

「スピーカー」なら「音楽」、「音楽」なら「アーティストコラボ」がいい。

「干潟」と言えば「泥」、「泥」を使ったものと言えば「泥パック」

論理的かつ真っ当にアイディアを出そうとすれば、上記のようなことを思いつくのではないでしょうか。

しかし、アフロマンスさんによれば、その論理的な思考こそ誰もが躓く落とし穴だそうです。

スクリーンショット 2021-02-09 14.45.40

確かに、論理的に考えれば組み合わせとしては正しい。しかし、それだけでは引っ掛かりがなく記憶に残りづらくなってしまう。

むしろ、アイディアとは異質なものの組み合わせ

異質なもの同士が組み合わさっている時にこそ、ワクワクする新しい体験になる可能性があるとアフロマンスさんは言います。

先ほどの例で言えば、アフロマンスさんは「スピーカー」にまさかの「卓球」を組み合わせています。

それ以外にも、「干潟×バー」や「伝統工芸×激辛料理」など、全く連想しないアイテム同士を組み合わせた個性的な企画を生み出しています。

連想ゲームでアイディアを出すことは正攻法のように思えますが、逆に言えば、既存の枠に捕らわれてしまい独自性に欠けたものになってしまうのかもしれません。

企画をバズらせたいのなら、告知で全てを説明しようとするな。

企画がまとまったら、次は告知と集客を考えます。ところが、この告知に関しても多くの人がハマってしまう落とし穴があるとアフロマンスさんは言います。

「情報は余すことなく伝えるべき」

そう思い込んでいませんか?

イベントの情報を余すことなく伝えられるようにと、紙面全体が写真と文字で埋め尽くされたリーフレットを度々見かけます。

しかし、実際はその真逆。気をつけるべきは「全て伝えることが、正解ではない」ということだそうです。

むしろ、幅広い層に訴える告知の段階ではとにかく情報を絞り、一枚絵で「どんな体験ができるか」を伝えるのが重要とのこと。

スクリーンショット 2021-02-09 18.12.40

具体的な例としては、こちらのアフロマンスさんのツイートを見てみましょう。

一目で何をするイベントなのかが伝わってきますよね。

確かに、情報過多のサイトやリーフレットよりも、たった一枚の画像の方が圧倒的にシェアしやすいように思えます。

「いつ」「どこで」という詳細情報は後回しにしてでも、まずは「何をするのか」を伝え、そこから興味を持った人に向けて情報を追加していく。

最終的に現場に来て初めて知る体験を用意することが、満足度を高めることに繋がっていくそうです。

来場者の満足度を高められれば、自然と口コミも広がり、より多くの層へ情報が拡散する好循環が生まれます。

アイディアを出したいのなら、日常的なアウトプットで「アイディア筋」を鍛えるべし

アフロマンスさんは「アイディア出しは筋トレのようなもので、日頃から『アイディア筋』を鍛えるべき」と言います。

スクリーンショット 2021-02-10 0.25.56

日常的なアウトプットがなければ、いざという時になかなかアイディアは出てきません。自分の中で考えるだけで終わらせず、アウトプットの場を作っておくことは大事と言えます。

ZOOM配信中は「神回」とコメントが連発された今回の田端大学の定例会。あまりにも情報量が多かったために、記事内でご紹介できたのはほんの一部です。

アフロマンスさんが作成された、70枚にもおよぶスライドで体系的にまとめられたアイディアの出し方の全貌は、田端大学のフェイスブックグループでいつでも視聴可能です。

思考が凝り固まって柔軟な発想が出てこない貴方。殻を破るためにも田端大学に参加してみてはいかがでしょうか。


画像5

この記事を書いたのは:岩崎隼斗

IMG_8145のコピー

フリーの動画編集者として活動しつつ、田端大学公式部室で週末バーテンダーを勤める。BIG WAVEでは、若手ビジネスマンや学生向けに固いビジネスの話を噛み砕いて伝えることを信条に記事を執筆中。(@iwashaki_write)


19
オンラインサロン「田端大学 ブランド人学部」公式メディア。“チャンスを見逃すな!” “時代を乗りこなせ!” 自分の人生をつかみ取りたいと渇望しながらも、一歩を踏み出す勇気が出ない人々の、背中を押すメディアです。