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マイケルジャクソンの通訳をつとめたJIROさんに聞いた!ビジネスで使える英会話の習得法とは?

こんにちは。田端大学公式メディア「BIG WAVE」のライターのりゅうじんです。

「日常英会話はできるけど、ビジネスで英会話を使うのは難しい」という人は多いですよね。

そこで今回、マイケルジャクソンの来日時には通訳も務めたことがあるほどの英会話力を持つJIROさんに、ビジネス英会話に必要な要素、そしてその習得方法についてお聞きしました。

ビジネスで英会話を使う人、使う予定の人にはかなり有益な情報をお聞きできましたので、ぜひ、読み進めてください!

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JIROさん(@JIROtokyo
株式会社クロッシング東京代表。米国から帰国後、イベント企画、クラブ店舗プロデュース、コンサート主催などに従事。2014年、GMOインターネットグループの音楽事業に参画。2017年、ファッションの生産販売プラットフォーム「FACTRY」起業。2018年より海外のeBike、飲料ブランドなどに関わる。現在は音楽、スポーツなどの分野で国内外をつなぐ仕事や、企業のマーケティング、自社で事業開発なども行う。

アメリカ留学時には英語は話せなかった

ー英会話を習得されたきっかけを教えてください。

JIRO:19歳でバスケットをするためにアメリカへ留学しました。この時点で英語はほぼ話せなかったですね。

ー英会話を話せない状態でアメリカに行くことに不安はありませんでしたか?

JIRO:そうですね~。僕は自分からガンガン話すタイプだったので問題なかったです。でも、最初は嫌な思いもしました。例えば大学のチームメイトが自分のことを何か喋ってて、笑ってるけど、理解できない。バカにしてるのかなって勘繰ったり。

ーそんな中、どのように英会話を勉強したのですか?教材とか使われたのですか?

JIRO:英語自体を目的に勉強するよりも、「何か英語以外に達成したい目的があって、その目的を達成するために英語が必要だから勉強する」ほうが話せるようになると思っていて。

僕の場合はバスケが目的だったので、バスケの雑誌を英語で読んだり。NBAを観ながら、この解説者は何を言っているのか考えたり。その結果、英語が話せるようになりました。あと、HipHopが好きなんですが、聞き取れない歌詞を「これなんて言ってるの?」と友人に聞きまくっていました。(笑)

それとアメリカにいた5年間は計15人くらいのルームメイトと暮らしていたのも大きかったですね。途中3年間は日本に帰らずに、ほぼ日本語を話さない生活を送っていました。

日常英会話とビジネス英会話の具体的な違いとは?

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大人気DJのマシュメロさんとJIROさん

ー日常英会話レベルから脱出し、ビジネスの場面で使える英会話を習得するための方法を教えてください。

JIRO:英会話力を強化する際には、以下のようなステップがあると思います。

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日常英会話が話せる人が、さらにビジネスに使えるようにするためには、「ボキャブラリー(語彙力)の強化」、そして「英語の基本的なつくりの理解」が重要です。

「ボキャブラリー」があれば、それだけでコミュニケーションはかなり取れます。例えば、見積りのことを”quote”と言いますが、それだけ言えば、ちゃんと文になっていなくても相手には伝わります。あと、確認が取れている=最終決定された状態のことを”confirmed”と言いますが、こういうボキャブラリーを使えるとよいですね。

「英語の基本的なつくりの理解」については、受験でがっつり英語を勉強した方は十分だと思います。

このように考えると、多くのビジネスパーソンは、この中級の段階まではできているのではないでしょうか?

ここが大事なところなのですが、この中級の状態からレベルを上げようとするとき、3「人間関係を築く英語力」の習得をスキップして、4の上級「プロフェッショナルな英語」を話そうとする方が多いのです。

「プロフェッショナルな英語」っていうのは会話だと何だろう…… あまり思いつかないですね。自分もまだまだ苦手な部分なので。(笑い) 例えば、“Yes.”と答える場面で、“Correct.”(間違いありません)と言ったり。そういうことかなあ。

メールの文章ではたくさんありますね。相手にクレームを言うような場面では、僕は信頼しているアメリカ人のビジネスパートナーに事前に文面を送り確認してもらいます。その時の添削を見たときに、「あっ、こういう言い回しは思いつかなかった」ということがあるんです。このようなレベルが上級レベルだと思います。

ただ、ビジネスで重要なのは4の上級レベルではなく、3の中級レベルの「人間関係を築く英語」だと思っています。プロフェッショナルな英語を話せればたしかに信頼度はあがりますが、ビジネスする上では、人間関係を築くほうが大事だと思うんですよね。

実際、僕自身も正直英語どころか「プロフェッショナルな日本語」を使えているかというと自信ないです。でもちゃんと仕事はできています。自分の場合はエンタメ業界なのでちょっと特殊ですが、プロフェッショナルな英語の習得は、最後の最後で良いのでは、と。

むしろそんなことは気にせずに、ガンガン自信持って話すことが一番大事だと思います。

中級レベル:「人間関係を築くための英会話力」の習得に必要な3つのスキル

ーこの中級レベルになるためには何が必要なのでしょうか?

JIRO:人間関係を築くためには次の3つが必要だと思います。

1.Ice Break(笑顔にさせる)打ち解ける、緊張をほぐすこと
2.Polite  礼儀正しい表現
3.Compliment(褒め言葉)

一つずつ解説していきます。

まず、1.Ice Breakについてですが、初対面の相手と商談するときなど緊張感のある場面で相手を笑顔にさせて緊張をほぐすことが目的です。Sense of Humor(ユーモアの感覚)と言います。また笑いだけでなく、特定の業界、ジャンル、地域などに関することで「お前、分かってるな!」とリスペクトされるようなこだわりを語れることも武器になります。

次に2.Polite (礼儀正しい表現)ですが、英語には敬語表現が少なく重要ではない、などと言われることがありますが、そんなことは全くないです。ビジネスの場では、やはり礼儀正しいことは重要です。

例えば、お願いごとをするときは、右にいくほど丁寧な表現になります。

Please  →  Can you ~  →  Could you~  →  I was just wondering~(if you could…)

“I was just wondering if you could〜”だけでも丁寧ですが、さらに一歩進めて、”I was just wondering… Could you〜?“とwonderingのあとにひと呼吸ためてから本題に入るとより謙るニュアンスが出ます。

海外で女性に声をかけたいときは、
"I was just wondering, (ひと呼吸おいて) can I ask your name? "
というと、無視されることはありません。ぜひ使ってみてください。(笑)

最後は、3.Compliment(褒め言葉)です。言いたいことを伝える前に、褒め言葉を入れることでその後のやり取りがスムーズになります。

ビジネスでは、クレームや催促をしてなくてはならない場面が数多くありますよね。そういうときはまず相手を褒めます。例えば、“First of all, we would like to let you know that we know that you’ve been doing a great job. We really appreciate it.”「まず何よりも先に、あなたが素晴らしい仕事をしてくれていると私たちは思っています。本当に感謝しています。」みたいな。

いきなり本題から入り「締め切り守ってよ」みたいなことを言っても、そのときは問題ないかもしれません。そのかわり、別のときに何か頼み事があって、その担当者に頑張ってもらいたいときに、個人的に融通利かせてもらうことができません。

ビジネスと言えども、あくまでも人間同士のやりとりなので、普段から人間関係を構築することが本当に大事です。

Jiroさん流「ビジネス英会話」の習得法

ーこの3つの要素を習得するためのおすすめの方法は教えてください。

JIRO:とにかく基本は、アウトプットとインプットをしまくることです。インプットのおすすめの方法は、好きな映画やドラマを見まくること。

あらすじを全て把握しているような自分の好きなドラマを英語字幕で見まくるのがおすすめです!そうすることによって、シチュエーションに合った英語表現を英語のまま覚えることができるようになります。

ー外国のドラマを英語と日本語の両方で見れる英語教材ありますよね?これを活用するのはよさそうですね。

JIRO:個人的には、これまで英語の先生が「これ面白いから見てみて」ともってきた映画で面白いと思えたものは一つもなくて…(笑)。教材に使われている映画が本当に好きであればいいのですが、そんな都合よくはいかないですよね。本当に好きな映画やドラマじゃないと続かないんじゃないですかね。ビールでも飲みながら楽しみ、そして感動できるような心の底から好きな映画やドラマを見ることをおすすめします!

ーJiroさんおすすめの映画はありますか?

JIRO:そうですね~。映画ではないですが、ビジネス英会話ということであれば、好きな番組は「SHARK TANK」です。

この番組は、一言でいうと「マネーの虎」のアメリカ版です。起業家が資金を調達するのは同じなのですが、融資なのか投資なのかふわっとしてる「マネーの虎」と違って、この番組の面白いところは、「$○○出すのでその金額に応じた△%の株をください」というちゃんとしたビジネス交渉があることです。

この交渉の際の「SHARK(投資家)」からのマジレスが田端さんバリで面白いんです(笑)。

ーアウトプットする方法についてはいかがでしょうか?

JIRO:とにかく英語で話しまくることですね。今はネットがあるのでオンライン英会話もありますし。

先ほどお伝えした3つ「Ice Break」「Polite」「Compliment」を意識して話すと効果も違ってくると思います。

映画を見てインプットしまくり、オンライン英会話で、「Ice Break」「Polite」「Compliment」を意識して話す。

そうすることでビジネス現場で役立つ英会話力が身につくと思います!

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今回のJIROさんへのインタビューでは、ビジネス英会話に必要なモノを明確に教えて頂き、私自身、習得すべきポイントがクリアになりました。一言でいうと、「ビジネス英会話=人間関係を築くための英語」ということですね。「Ice Break」「Polite」「Compliment」を意識して英語を話しまくりましょう!

また、JIROさんはnoteを運営しておられ、以下のnoteはJIROさんの英語を使った仕事ぶりが具体的に分かるので非常に参考になります。

ビジネス英会話の前に、日常英会話からマスターしたいという人は、勤務先のメルカリで英会話で仕事をしているカヨリーナさんへ聞いた英語学習法に関する以下の記事を参考にしてください。

田端大学では、このように英語でビジネスをされている方もいるので、参加してあなたの英語の悩みを直接ぶつけるのもよいと思います!


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この記事を書いたのは:りゅうじん


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アグリテックベンチャーに勤務しながら、趣味を副業にして月数十万稼いでいる会社員。BIG WAVEでは、副業サラリーマンのQOLの向上に役立つ記事を担当。モットーは、「会社と田端信太郎は利用してなんぼ」
Twitter:https://twitter.com/smileryuji1110




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