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会社と部下の間で板挟み!そんな課長こそが最も面白いポジションである理由

会社からは一方的な指示が降りてくる。部下は会社の方針に納得できずなかなか動いてくれない。

お客様からは無理難題を突き付けられ、会社に持ち帰れば「そんなものは現場で解決してこい」と一蹴される。

せっかく管理職になれたと思ったら、会社と部下、社内と社外の間に挟まれて気が滅入ってしまっている「課長」のあなた。

実は、そんな板挟みを経験できる課長こそが、最も面白いポジションだと知っていましたか?

面倒くさいと思っていた中間管理職の仕事が、面白いと思えたきっかけ

こんにちは。田端大学公式メディア「BIG WAVE」ライターの高岸朋矢と申します。

私は、田端大学開設当時からの塾生でこれまで2年間以上、田端大学での定例会を見てきました。

中でも私がとても印象に残っているのが、2019年7月にあった「はじめての課長の教科書」を題材にした回です。

私自身も定例会当時は10名の部下を持つ課長としてチームのマネジメントと会社からの難題に頭を抱える日々だったので、とても目が覚める思いがしたと同時に、課長というポジションを楽しめるきっかけとなりました。

「なぜ課長が最も面白いポジションなのか?」

田端大学の定例会での講座より、その理由を探っていきます。

課長とは、はじめて板挟みを経験するポジション

課長というポジションに初めて就く人は、初めて部下を持つことになるケースが多いと思います。

そこで初めて、会社と部下の板挟みを経験することになります。

課長や板挟みになる立場のイメージは、上司をたてつつ部下もコントロールしなくてはいけない、責任は負わされるものの大きな権限があるわけではない、というネガティブな印象が多いかもしれません。

ところが、田端大学の塾長である田端信太郎は板挟みに対してこのように説明しています。

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「板挟まってこそ仕事。板挟さまらずに言われたことを葛藤を感じずただ言われた通りにやっているのはただの作業である。仕事と作業は別物。作業は誰だってできる。あなたは仕事をしていますか?」

自分自身の胸に手を当てて問いただすと、板挟みの状況から逃げて会社が言うことをそのまま言われた通りにやり過ごした経験は少なからずあるため、仕事ではなく作業をしていただけなんだと痛感しました。

また、田端信太郎はビジネスについてこのようにも述べています。

「現場レベルと経営レベル
新規顧客の開拓と既存顧客の維持
市場や顧客の要望と工数削減/利益の確保
人材育成と部門の目標達成
短期の部分最適と長期の全体最適

ビジネスは常に矛盾(葛藤)との戦いである。」

これらの葛藤はビジネスにおいてよく直面する課題で、どちらも正解だけど、両方の選択はできないトレードオフの関係のためどちらの選択を取るのかを判断することが非常に難しい事柄です。

だからこそ、田端信太郎はこのように続けました。

「葛藤、板挟みの状況こそが仕事であるため、【本当の仕事】というのは課長になってから経験するものなんです。」

マネジャーとリーダーの違い

課長という役割は葛藤の中でなんとかやりくりする能力と、部下を引っ張っていく能力の2つが必要です。

つまり、マネジャーとしての役割とリーダーとしての役割です。

マネジャーとは「今の現実に即して最大限できることをする人(風呂敷を畳むCOOタイプ)」のことで、リーダーとは「未来の理想からやるべきことを考える人(風呂敷を広げるCEOタイプ)」であると言えます。

ここで田端信太郎はマネジャーについての役割をこのように解説しました。

「マネジャーは人に仕事(作業)をしてもらうことが仕事である。マネジャー自身は仕事(作業)をする必要がない。」

部下が働きやすい環境づくり、組織のボトルネックを特定し、解決を行うことがまさにマネジャーの仕事であるということです。

マネジメントについては過去の田端大学定例会にて、アンドリュー・グローブの著書「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」でも取り扱いました。

「manage」とは人を管理すること、ではなくあちら立てればこちら立たずの状態でなんとかやりくりしながら成果を出すこととありますが、これはまさに課長の立場、役割を表しているのではないでしょうか。

組織の現場と経営層との板挟み、組織の内と外との板挟み、この環境下でなんとか成果を出すことが課長の使命なんです。

板挟みを経験していなければ大した仕事をしていない下っ端社員であるとも言えますね。

経営層からの情報と現場の情報を総合的に最も多く集まってくるのが課長というポジション

課長は板挟みのポジションであるということは、経営層からの情報と現場からの情報が最も集まってくる場所、でもあります。

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酒井穣. 「新版 はじめての課長の教科書」 より引用

これこそが、課長が最も面白いポジションであると言える理由であり、田端信太郎はこのポジションをこう表現しています。

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最も現場に近い管理者が、組織全体のイノベーションを起こす原点となれるため、組織を動かす経験、実感が最も感じられる、最も面白いポジションです。

板挟みの中で、ああでもないこうでもないとなんとかやりくりすることが課長の仕事ではありますが、本当にイノベーションの起点になれるのか?という疑問も出てくるかと思います。

田端信太郎は正しいマネジメントの方法としてこのように述べています。

「新規顧客の開拓と既存顧客の維持、人材育成と部門の目標達成、あらゆるトレードオフをただ行ったり来たりするだけではなく、3年後に振り返ってみてみると螺旋階段のように売り上げや顧客数が上昇している。これが正しいマネジメントである。」

課長とは、会社のイノベーション起点になれること、あらゆる葛藤の中でもがきながらもなんとかやり抜いて結果を出すことが求められるポジションであることを学び、以降私はビジネスの現場でも常に意識しているようにしています。

このように、ビジネスにすぐ役に立つ考え方が課題図書も交えて学ぶことができる。これが田端大学です。

少しでも気になる方は下記より覗いてみてください。

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文:高岸朋矢

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コメント (1)
今度のターゲットは中間管理職でストレス抱えてる無能社員ですぞ!
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