
MBAを修了しているのに、今さら何を学びに「田端大学」へ来ているんですか?
ビジネスインフルエンサー集団を志し、日々、田端信太郎が投下する実践的なビジネスの課題に取り組み、切磋琢磨するオンラインサロン「田端大学 ブランド人学部」。
MBAホルダーのメンバーに、MBAと比較した田端大学の長所、まったく及ばない部分、どのような人に向いているかなど、本音をインタビューでうかがいました。
オンラインサロンでも、モノによってはMBAに遜色ない学びが得られる時代に?
サラリーマンの皆さんなら、キャリアアップのため「MBAに行くべきか?」と考えたことがありませんか。ひとつの選択肢が、仕事を続けながら通える国内MBA。
グロービスの調査によると、
・MBA修了生の約90%が「処遇・キャリア面でポジティブな」変化
・修了後5年で平均約50%年収増加
・役員以上の役職者の割合が7.6%→21.7%へ増加
という結果もあり、まさに国内MBAはキャリアアップ道場として名を馳せています。
一方、今は空前絶後の個人のオンラインサロンブーム。CAMPFIREのコミュニティでは既に2,000以上のオンラインサロンが誕生。
こういう疑問もあるでしょう。「オンラインサロンでも、モノによっては、MBAに遜色ない学びが得られるのではないか?」と。
果たして、月額9,800円から参加できる田端大学は、オンラインMBAにどれほど値するのでしょうか。その違いや価値について、田端大学に在籍するMBA修了生2名に聞いてみました。
▼聞き手1:早稲田MBA修了・荒木氏
国内MBAの名門・早稲田大学MBAにも2015年~2017年に在籍。田端大学には2019年9月より入会。
早稲田大学 大学院経営管理研究科(通称:WBS)参考:https://www.waseda.jp/fcom/wbs/
▼聞き手2:BONT-BBT MBA修了・小池氏
オンライン型海外MBAであるBond BBT MBA修了。現在は不動産コンサル事業会社勤務。
BONT-BBT MBA 参考:https://www.bbt757.com/bond/
MBA修了生が田端大学を選ぶ、それぞれの理由
ー 元々MBAも修了されているのに、そもそも何を学びにオンラインサロンに?
荒木:田端大学で学ぶ理由をまとめると3点です。
・田端信太郎の視点を学ぶ
・自分のラベルがある専門家の多さ
・リアルなビジネスケースというネタの宝庫
これがオンライン完結で学べるというのが非常に自分にとってポイントです。
MBA修了後の現在、飲食店等店舗のデジタル化を専門として、会社を立ち上げています。自分とは違う境遇のメンバーも多く、ネタが転がっているというのが田端大学の特徴。
#田端大学 にはその道のプロが沢山。
— 関清香/オンラインフィットネス (@studioes731) June 8, 2020
豚肉、声、配信、将棋、コーチング、英語、ライティング、動画編集、IT、などなど。
普段では出会えないような異業界の人から学ぶことが多く仕事のヒントになったり、逆に私の知見が何かのお役に立ったり。
これはあの人に聞こう!ってすぐ思える環境素晴らしい
ビジネスは異業種から転用することが出来るので、例えば、豚ブランドを展開している山西牧場・倉持さん、ピラティススタジオを運営しオンラインサロンも開設している関さん等、あらゆる分野の専門家がいるところが面白い。
今まで田端大学の毎月定例会に直接リアルでは行ったことはありませんが、オンラインで学べるというのが自分にとってはメリットです。
小池:私は事業会社に入って新規事業をつくる中で、いろいろな困りごとがあったんですよ。田端大学はそんな中で、ビジネス界の有名人の田端さんに相談できて、田端砲も打ってもらえるベンチャープランを発見し、超お得だと感じ、すぐに入学しました。
参加者はビジネスを自分でされていて、当事者意識が圧倒的に高い人が多い。サラリーマンであってものんびりしている人は少ないか、いてもあまり目立たないので、「個人」が強いのが特徴だと感じます。
荒木「MBAのほうが密度が濃い。英会話と留学ぐらいの差がある」
ー ぶっちゃけ、MBAとオンラインサロンの違いはどう感じますか?
荒木:MBAは動物園です。様々な教授がいて、自分でコースを選びます。MBAの学問カテゴリは広いです。ファイナンス、人材組織、経営戦略、リーダーシップ等。
一方、田端大学が強いのは、マーケティング(営業・ブランディング)という点ですね。田端さん自身のバックグラウンドがその領域だからです。
正直、田端大学とはかける時間が大きく違います。自分の場合、仕事をしながら出来る1週間10コマ(1コマ90分)をMBAではとっていました。平日月曜日・水曜日の夜に2コマずつ、休日に6コマです。
MBAのほうが密度が濃く、1日8時間仕事をして、自由時間がない中で、3時間の授業と3時間の予習。寝れない2年間が続きました。なので、英会話と留学ぐらいの差があります。
特に早稲田MBAは発表が多く、それが個人ではなくグループなんです。
例えば、経営戦略の本を読んで、フレームワークである5フォースを使って、どこかの身近な企業を分析をして、毎週新規事業を6名程で考えていました。その6名は自分たちでチーム組むこともあれば、たまには先生が割り振ることもあります。
小池:同じく、グループワークで学べることは相違点ですね。Bond BBTのMBAは、ほぼオンラインで完結出来る海外MBAです。入学にあたり試験はありませんが、推薦状が必要なことや、TOEIC750以上必要などの目安はあります。
BOND-BBTの場合、90%程度は日本人で、働きながら出来るというのも特徴です。必修科目に加え、自分に必要な選択科目などで単位を獲得して修了を目指します。
拘束時間はたしかに多かったので、仕事しながらはそれなりにハードです。でもほとんどオンラインなので、早朝や昼休み、通勤時間を使ったりして学べるのが特徴です。
小池「田端大学は自立した個人。MBAは組織の中でキャリアアップを狙うエリート」
ー在籍するメンバーについてはどんな違いがあるんでしょうか?
小池:MBAと田端大学は別物。田端大学は、ブランド人、自立した個人を目指す私塾。MBAは個人として力をつけたいっていうより、組織の中でキャリアアップを狙うエリートが多い印象ですね。
荒木:MBAの合格倍率も早稲田MBAだと3倍程度。受けてる層がまともなので、自分も3~4回受けてやっと合格。
所謂、いい大学を経て、30代中盤ぐらいのエリートサラリーマンが多い。東大、早稲田、慶応で7割ぐらいだったりするんですよね。卒業大学名も名前知らないところは見たことないぐらい。
20代もほぼいないですし、そもそも実務経験を求められるので、20代が来ることを歓迎していない。
MBAは1クラス86名程度でしたが、全員素晴らしい人でしたね。「こいつ、つまんないな」は、いない。
企業派遣は3割ぐらいだったと思いますが、社内で選ばれた人材。社内選考で落ちても自費で来る人もいます。なので、やる気がない人は10%もいないですね。
一方、田端大学は個性が強い人が多いです。
田端大学はMBAを100とすると10以下。だがよりリアルなビジネスケースがある
小池:また、田端大学の課題も、田端さんが自分では発見出来ない課題を拾ってくるのが面白さ。
ポストコロナの株式投資の話題がテーマになったりしましたが、MBAだと教えてる人が教授で最前線ではないんですよね。よりリアルなビジネスケースが田端大学にあるイメージですかね。
荒木:田端大学は、学ぶきっかけをくれる場所。課題だって、出さなくてもいいんです。一方、MBAだと成績優秀層10%の名前は壁に貼られます。MBAはプロサラリーマンの幹部養成所。
なので正直、田端大学とMBAは繋がりません。MBAの一歩手前ほどでもない。早稲田MBAが100だとすると、田端大学は10以下です。悔しい気持ちをするぐらいもっと厳しいし、寝る時間ない。
ー費用については、どのような違いがありますか?オンラインサロン9,800円と比べてどうでしょうか?
荒木:MBAは2年でだいたい350万円(入学費・学費・教科書代等)。更に授業後に皆で更に議論するために、飲み代がかかりましたね。月1万円 vs 2年で350万円なので、なので約月1万円だとロム専もいますよね。
小池:Bond BBTの場合は2年で約300万円、月額10万以上ですよね。田端大学は1万円。(正直、安くはありませんが)田端さんのネットワークで、自分も大ファンのゲストスピーカー(岡田さん、尾原さん等)が稀に登場して、田端さんや参加者とのセッションをしてくれる、いわゆる神回があります。
神回に限らず、MBAでは感じ得なかった偶発的な学びが散らばっているのは田端大学の醍醐味じゃないかと思ってます。そんな学びを得たら、月額1万円の数倍、数十倍の価値があるものだから、癖になってなかなかやめられません(笑)
どのような人が田端大学を選ぶべきか? MBA修了生2人の視点
ーMBAではなく、オンラインサロンを選べばいい人ってどんな人でしょうか。
荒木:かける時間・レベルは違いますが、田端大学はやってること自体はMBAに近いですね。
HIU(堀江貴文イノベーション大学校:ホリエモンのオンラインサロン)にもいたのですが、HIUは理論を教えてくれなくて、スポーツジムに近いんですよね。イメージで言うと、バンジージャンプの飛び方を議論するのは無駄で、「飛ぶだけだよ」という感じです。
田端大学はそういう意味で、ちゃんと理論を教えてくれます。
そして、せっかく色んな人がいるのだから、田端さん以外のモノサシを学ぶことをお勧めします。田端大学って田端さんがいなくなっても、メンバーだけで成り立つと思うんですよね。
大事なのは、田端さんを目指して入ってきても意味がない。田端さんというツールを活かして、踏み台にすることが大事ですよね。
田端大学はMBAほど時間をコミットする必要もありません。ビジネスを頑張りたいけど、無茶したくない人。特に、オンラインなので全国の地方者にお勧めです。
ー荒木さんは、田端大学内に「副音声解説」を自分で開設し、自分なりの解釈をアウトプットしてメンバーと議論を深めていますよね。
小池:田端大学は、個のためのMBAという風には言えます。個の力を磨きたい人には向いています。MBAより優れていたことは、田端さんからのマジレス。自己紹介からマジレスされますから。MBAはそこまでマジレスしないですね。
会社員で、なんとなく将来不安でスキルアップしたい人はMBA向きです。ファイナンスや統計等、幅広く学べるのがMBAの良さ。ビジネスの基礎力をつけれるし、大手企業の人のネットワークが欲しい人もお勧めです。OBの繋がりも多いですし。
MBAは半強制でグループを作っていくことが出来ますが、田端大学は300名いても繋がれるのは30名程度という実感です。横の繋がりを自分で作っていかないといけないし、教えてくれることもない。自分からアクションを起こす気持ちがないとダメですね。
ーオンラインサロンってすぐに入って辞めれる分、学びが自分次第なんですね。
田端大学=営業力・ブランド・マーケティングに特化した自発的/実践的 学びの場
MBAホルダーにインタビューを終え、田端大学はMBAのように全般的にビジネスを学ぶ場所ではない、体系的に学びたいならMBAに行け。という結論に至りました。
田端さん自身も「シラバスなんぞなく、体系的にビジネスを勉強したいならグロービスでも行ったほうが良い」とも言っています。
逆に、大学教授とは違った、最先端のビジネスマンからの、リアルな学びがあるのが、田端大学の特徴。「営業・ブランド・マーケティング」等に特化した田端教授がいて、個人がブランド人になるために鍛える場です。
MBAのような強制はなく、自発的に「田端信太郎」と意見をぶつけ合い、そして個々ブランドを持ったメンバーからの視点を得られるのがオンラインサロンとMBAの大きな違いであり、価値なのではないでしょうか。
マジレスに心痛める人には安易にお勧め出来ませんが、自発的に個人ブランド力を高めたいビジネスマンの参加をお待ちしています。
200名以上が在籍する「田端大学 ブランド人学部」の詳しい情報はこちらから。
編集:チェルシー