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聞いているだけでモヤモヤしているあなたに必要なClubhouse生存戦略 #Clubhouseハック

[文:チェルシー ]

可処分時間を奪う新しい勝者とも言われるClubhouse。1月24日あたりから徐々に招待制でユーザーが伸びている新しい音声SNSです。

ClubhouseのRoomではスピーカーのみが喋ることができ、リスナーはコメントも出来ずに聞くか、もしくは静かにRoomを抜けるかのみ。誰でもスピーカーとしてRoomを開設することは可能でありながら、そこに5,000人集まる人もいれば、10人しかいない部屋も。

元々Twitter等のSNSにフォロワーが多い人であればあるほど、知名度が高ければ高いほど、人が集まります。まさに「ブランド人」が数字で見えてくるのです。

では、有名でもなく無名のあなたはただ聞くだけで終わりなのでしょうか?

いやいや、一般人でもClubhouseを使いこなせるはず!

#Clubhouseハック と名付けて、Cluhhouseを使いこなしている福業フォトグラファーギルドONE PHOTO代表の新井さんに、Clubhouseでの戦略について聞いてみました!

新井勇作さん(@arai_yusaku
アクセンチュア(金融サービス本部)を経て起業。複業フォトグラファーギルド集団「ONE PHOTO」代表。趣味のフォトグラファーで起業をしつつ、コンサルタントとしても働く。両A面の新しい働き方「DUAL WORK」を提唱する、新時代の働き方の研究者。Clubhouseでは「プロ・ファシリテーター」として開始すぐに約5,000フォロワーに。

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Clubhouseで試される2つのスキル、狙うべきはモデレータータイプ

ー新井さん、Clubhouseで既に5,000名近くのフォロワーがいますね!凄い。ほぼ毎日Clubhouseで配信されていると思うのですが、どのようにフォロワーが増えていきましたか?

新井さん(以下、敬称略):僕の場合は「どんなRoomも上手く回せる」という自分の強みを活かして、Clubhouseでは「プロ・ファシリテーター」として活動しています。

元々外資コンサルで培ったファリシテーションスキルで、どんな相手でも上手くMCをすることが得意です。まだClubhouseは始まったばかりで、皆さんはどのようにRoomを立ち上げて、会話を回していくかに慣れていません。

なので、自分自身がどんなRoomでも依頼されたら出張してファシリテートをしていく中で、あっという間に5000名近くのフォロワーが増えました。

ーなるほど!自分がメインスピーカーになるのではなく、モデレーターとして場を盛り上げるわけですね。

新井:僕はClubhouseを2つのスキルで分けると「聞く力があるか」「専門性があるか」です。

そして、どちらかのスキルを持つ上位20%でないと露出出来ないので、基本的にはフォロワーは増えません。80%は専門性もなく、聞く力もないので、聞くだけです。

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一番強いのは、落合陽一さん、アフターデジタル等の著者であるIT批評家の尾原和啓さん、中国トレンド情報局を主催している黄未来さんのように、既に専門性も持ちながら、聞く力を非常に持っている人たちです。僕は「つよつよの民」と呼んでいます。

ここにいる人たちは基本的にはTwitterでも20,000以上のフォロワーがいる人たちで、Clubhouseを開始しても1週間でフォロワーが1万名を超えます。

また、専門性を持つ人たち、例えば起業家や投資家、各分野での専門家等も聞く力がなくても、話せるネタを持っているコンテンツホルダーので、フォロワーは増えます。

更に、専門性がなくても20%に入る方法があります。それが聞く力を活かした「モデレータータイプ」です。専門性のあるコンテンツホルダーは難易度が高いですが、モデレーターは習得可能なスキルかつ再現性が高いので、フォロワーが少なくてもなることが出来ます。

僕はこの「モデレータータイプ」になれるかがClubhouseでの生存戦略だと思っています。

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モデレーターに必要な4つのスキル

ー習得及び再現可能とのことですが、モデレーターのスキルとしてどんなことが必要ですか?

新井:4つあります。1点目は「質問力」です。例えば「Clubhouseのスピーカーになるのは難しいよね」とスピーカーが抽象的なことを言ったとします。すると「例えば、どのような観点で難しいと思います?」と、具体例を深めていくようなイメージです。具体と抽象とコントロールする質問力がまず大事です。

次に「仕切り力」です。例えば、ある人がスピーカーとしてずっと話続けて他のスピーカーやリスナーが飽きていそうだったり、内輪の話で盛り上がる人がいたとします。その際に、適切なタイミングで「〇〇さんはどう思います?」等、タイミングをコントロールすることが大事です。コントロールが出来ていないと、Roomのリスナーが減ってしまいます。

3点目は「言い換え力」です。例えば、あるスピーカーが話していることを「これってこういうことですよね?」と言い換えたりするイメージです。質問力とも似ていますが、曖昧なことに対してより具体化したり、曖昧な言葉に対して解像度を与えることで、リスナーとしては理解が進むようになります。

そして、最後に一番重要なのは「相手への興味」です。相手のプロフィールを見て、気になった点を深堀っていくことは大事です。僕は知らない人でもClubhouse内で質問をすることでその人の良さを引き出しています。自分の良さを語るのではなく、相手の良さを引き出すトークに集中するということです。

この4つのスキルがあるだけで誰でもモデレーターになれます。

このモデレータースキルは、本来喋らなくても完結する仕事してる人ほどClubhouseでトレーニングするべきだと僕は思っています。エンジニアやクリエイティブ系の人がこのスキルを身につけると、最高にレバレッジが効きます。

磨くべきなのは「スキル」で、絞り出すのは「知恵」なのです。

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ーTwitterは一人でつぶやくという機能がメインですが、Clubhouseは確かに一人で完結するものではなく、人にスポットを与える・与えられるというのが特徴ですよね。

新井:僕はClubhouseは残酷なSNSだと思っています。

挙手してステージに上がらない限りスポットライトは当たりません。スポットライトが当たらない以上、フォロワーは増えません。

頑張りたいと思ったらTwitterと一緒です。面白いコンテンツを発信するのが一番最初です。その次に人の面白いところを取り上げられる人になることが大事です。

Clubhouseで気をつけるべきこと、やってはいけないこと

ーClubhouseのモデレーターとして気をつけているポイントはありますか?

新井:僕がモデレーターやスピーカーで登壇する時に意識しているのは「話すスピード」です。

時間帯や番組の種類に応じて「どんな人が何をしながら聞いているかな?」と想像力を働かせて、話すスピードや声のトーンを使い分けています。

例えば、基本的に9:00~18:00の時間帯は皆仕事をしながら、ながら聞きをしています。集中して聞いていないので、ゆっくり低い声で話します。

Clubhouseが盛り上がる18:00~22:00の時間帯は皆Roomに集中して聞いています。なので、スピードもやや速く、声も少し高めで話しています。

22:00以降はリラックスしたいという人やベッドで聞く人もいるでしょう。なので、ゆっくり低い声で話すことでリスナーが聞きやすくなります。

僕はこういう配慮ができるファシリテーターでありたいんですよね。

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ーClubhouseでフォローする上で、気をつけているポイントはありますか?

新井:他に気にしていることは「相互フォローRoomに入らない」ことです。フォロワーが少ない人ほどフォロワーを増やすために、相互フォローをするRoomに入りますが、絶対にやってはいけません。

むしろ、相互フォローRoomに入っている人たちがいたら僕はブロックします。

相互フォロワーを集めたとしても、ただの数で無価値です。

Clubhouseもアルゴリズムで動いている以上、攻略法はあります。でもフォロワーを追いかけるのはいたちごっこです。だから遠回りでも愚直でも、誰にどんな価値を届けるのかハッキリした自分のコンテンツづくりやファシリテーションスキル磨きを続けることがなによりのClubhouseへの貢献なのだと思います。

そして「誰にフォローされるか?よりも誰をフォローするか?」の方が大事です。

Clubhouse最大の特徴は"音声"の部分ではなく「プル & フロー」の構造にあると考えています。

TwitterやInstagramはプッシュ&ストック型です。フォロワーに自分のコンテンツを配信できるのでフォロワーの数が意味を持ちます。また、コンテンツが溜まるので、専門的に同じジャンルを攻め続けられる人が強いSNSです。

ですが、Clubhouseはクローズドのルームにフォロワーが自分から入って情報を取らないとコンテンツに触れることが出来ません。そして、録音やアーカイブも残りません。専門家よりもさまざまな専門家を集めて面白いRoomを作れる方が有利なSNSです。

ひょっとしたらインフルエンサーの意味を本質的に変える可能性のあるゲームチェンジャーですらあるのかもしれません。

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今Clubhouseを始めるべき理由

ーClubhouseはまだこれからどう伸びていくか未知ですが、今始める理由として新井さんはどのように考えますか?

新井:今、Clubhouseを始めるべき理由は序列のついていない「混乱期」だからです。

今後Clubhouseは著名人の会話を盗み聞きをできる部屋、専門家のハウツー部屋、趣味のだらだら雑談部屋など、7つぐらいのジャンルに分かれるのではと考えています。また、アルゴリズムでも自分に興味のある分野だけが表示されるようになるでしょう。

ただ、今は様々な人があらゆるジャンルでRoomを作っています。僕も青汁王子等の著名人やトップ頭脳の経営者をはじめ、あらゆる方と同列でお話する機会が多く、今までにない出会いが生まれています。

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これからClubhouseをはじめる人も僕をファシリテーターとして活用いただくのは大歓迎。毎週日曜日16:00-18:00も「Sunday Life Hack」というRoomで明日から使えるライフハックを共有する部屋を開催しています。是非TwitterからDMをいただければと思います。

Twitter:@arai_yusaku

ー新井さん、ありがとうございました!

新井さんが取締役として参画している田端大学では、SNSの活用についても最先端で取り組みナレッジが共有されています。今だけのチャンス。波に乗れるか、乗れないかの分かれ道。田端大学で一緒に研究・実践をしていきませんか?


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この記事を書いたのは:チェルシー

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AI/海外テック系の記事連載・記事寄稿等行いながら、BIG WAVEではビジネス立ち上げや起業・副業・ブランディング等の記事を担当。テック系スタートアップ勤務。
Twitter:@chelsea_ainee

#Clubhouse

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