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田端信太郎が切実にYouTube指南を求めたら。岡田斗司夫「それじゃアイドルの脱ぎ競争みたいなもの」

田端大学2019-2020シーズンの年間MVPを決める、1年に一度のお祭りイベント(Zoom開催)に、岡田斗司夫氏がゲスト登壇。田端信太郎との対談が行われました。

評価経済社会の予言者・岡田斗司夫が語る、オンラインサロン、YouTubeなどファン集めの真髄とは。本来はオンラインサロン「田端大学 ブランド人学部」限定のコンテンツですが、特別に一部を公開します。

田端信太郎、カミングアウト!実は「マコなり社長他を研究している」

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対談スタート後、田端信太郎はおもむろに、自身のYouTubeアカウントの戦略について、岡田斗司夫さんにアドバイスを求めます。

2020年4月末現在のチャンネル登録者数は、2.71万人。ほぼ毎日のように、ビジネス系ハック動画を公開していますが、Twitterの約23万フォロワーと比較すると、寂しい数字です。

田端信太郎はここで、

「ビジネス系ユーチューバーとして後発なので、登録者数を早く増やすべく、マコなり社長他を研究している

と、意外なカミングアウト。

あれ、マコなり社長をディスっていませんでしたっけ?

マコなり社長のYouTubeチャンネル登録者数は、同60.5万人。現在でも1/20以下のカスなので……相手にされなかったのは当然。

先行者優位を活かせるマコなり社長側には、強力なライバルになりえる人を引き上げてしまう可能性があるため、同じ土俵に上がる理由はありません。

ところで、マコなり社長のやり方とは、役立つ情報を、短い時間でも見てもらえるようにギュッと凝縮する、情報爆発の時代の王道戦略。動画の尺は10分前後が主流です。

ところが、岡田斗司夫さんは、動画を「短く、おもしろく」凝縮していく方向性を完全否定。それではダメだ、と断言します。

なぜでしょうか。

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岡田「短くするとね、おもしろくないと、みんな聞いてくれないんです。

目指すべきは、“田端の話だったらつまらなくても聞きたい” という客を育てる方向なんです。

長い話に付き合ってもらって、噛んだり、悩んだり、コメントを読んでためらったり、急に思いついたり、反論されて凹んでいるところを見せないと、田端が話していることなら何でもおもしろい、という客にはならないんです」

これには田端信太郎も思わず、「いやあ、これ深いなぁ……」と、絞り出すように感嘆。

「短く、おもしろく」はレッドオーシャン。若くて、元気で、顔がいいやつに必ず負ける

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岡田「短くして、おもしろくして、という方向に行くとね、何百万人もいる10代のエネルギーが余っている若造たちと、YouTubeで勝負しなきゃいけないんですよ。

そんなことを俺らがしたら絶対ダメですよ。レッドオーシャンで泳ぎ切るなんて嫌ですよ。」

田端「アイドルだと、歌がうまいやつ、ダンスがうまいやつはいくらでもいるけど、それだけじゃファンがつくというわけじゃない、みたいな……」

岡田「そうです。動画を短く、面白くするというのは、アイドルの脱ぎ競争みたいなもの。次は貝殻です、次はセロテープだけです、そんなに脱いでどうするんだと」

田端「ビジネス系ユーチューバーの中で後発で、早くチャンネル登録者数を増やしたいから、マコなりさんとか、うまくいっているやつを研究してやってきたんですけど、僕の中にあった違和感の正体が、はっきりわかりました。

成功の方程式を分解して、そこに被せに行っただけだったら、上回れないですもんね」

岡田「結局、若くて、元気で、顔がいいやつに負けますよね。それは諦めるしかないです。

ただ、若くて元気なやつは油断しがち。強者同士のレッドオーシャンで戦いがちだから、僕らは生き残れるんです。

歴史上、気の利いた頭のいいやつが天下を取ったことなんかないんですよ。巨大な強者が戦っている足元で、いかにこっそり、自分たちの王国を築き上げられるかが戦略だと思うんですよね」

だらだら喋っているだけでは見向きもされない。どうすれば?

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田端「短く、おもしろくの方向性が、レッドオーシャンなのはわかりました。

ただ、僕もそうだし、ここにいる田端大学のメンバーも、オンラインサロンをやりたいとか、ユーチューバーになるべく動画をUPしているのが何人かいるわけですけど、普段だらだら喋っているだけだったら、見向きもされないわけじゃないですか。

ファンがつく前の段階では、具体的にどうしたらいいんですか?」

岡田「それは、“この人しか話せないこと” “その人っぽいこと” をいかにして作るか、なんですよね。

たとえば、あらゆる漫画家、あらゆる歌手は、自分らしさで勝負しているわけですけども、言論人なんかの方向性で、自分らしさで勝負する人は、意外といなかったんですよね。

これまで出版社次第だったり、ネタ次第だったのが、キャラ次第に変わってきたので、ようやっと僕らも、やりやすい時代になってきていると思いますよ。」

ダウンタウンが革命だった理由。その場で思いついたように喋ると人は聞いてしまう

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岡田「もう一つ、ダウンタウンの漫才がいかに革命だったかという話があります。

ダウンタウンが登場する以前を覚えているんですけど、漫才師がテレビに出ると、構成作家の名前がテロップで出るんですよね。他人が作ったネタを、漫才師が演じているというのがはっきりわかった。

でも、ダウンタウンあたりの時代から、その場で思いついたように喋るようになったんです。その場で思いついたように喋ると、人間って不思議なもので、聞いちゃうんですよ。

田端さんが私のニコ生を見て、レジュメがないんじゃないかと思ったと言っていましたけど、私は、なるべくその場で思いついたように喋ろうと、頑張っているからなんです」

田端「それはそれですごい技術ですよね。芸術というか。」

岡田「あんなものね、一人でおしゃべりを1年やってたらできますよ。これがなかなか難しくて、1年も続けられないんですよ。私の初期の動画なんか酷いもんですよ。もう誰にも見えないようにしてますけどね。」

田端「わかります。一人で喋るのって辛いですよね。留守電に向かって吹き込むみたいな」

岡田「真っ暗な川に石を投げているようなもので、しかもボチャンという音すら聞こえない。それが怖いんですけれども、目の前に人がいる気になれたら、勝ちですよ」

名言連発!神回と名高い “岡田斗司夫語録” は、田端大学加入で見られる

田端大学では、コロナ時代に適応し、毎月4回のZoomイベントを実施。オフレコの飲み会を除く、すべてのイベントはアーカイブがシェアされており、いつでも視聴が可能です。

実は今回、塾生からも「神回だった」と絶賛が相次いた、岡田斗司夫語録。

■岡田斗司夫語録 - 前澤友作について編

・(100万円100人配布は)お金しか使えない人の悲しさ、というふうに私の立場からは見えてしまう

・人間、金や立場を極めたら、もっと好きなように振る舞えるはずなのに、なんで◯◯◯《自主規制》がうらやましがるような女とばかり付き合うのかと

・1000億貯めて、夢が宇宙旅行。そんな小学生みたいなことを言ってどうするんだと。人はそうそうビル・ゲイツにはなれない

・お金の使い方は、高須クリニックの院長のほうがずっとうまい

・評価でお金を稼ぐのは簡単だけれど、お金で評価を稼ぐのは難しい。その実証みたいになっている

■岡田斗司夫語録 - その他

・オンラインサロンの理想は3割辞めて5割入ってくる状態

・ポストコロナの時代に生き残るには、エンタメビジネスになるか、健康ビジネスになるか

・企業はキャラクターを持ちにくいので、社長がおもしろくないところはどんどん競争力を失っている

etc.

書き起こしでは雰囲気が伝わりませんが、岡田斗司夫さんの素敵なキャラクターもあり、イベントは大爆笑の連続でもありました。

オンラインサロン、YouTubeやSNSのフォロワーなど、評価経済の本質が語られた貴重なアーカイブを視聴したい方は、今すぐ「田端大学 ブランド人学部」へ!!

田端大学への入学は定員に注意!狙いは月初

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(文 / よりかね けいいち

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オンラインサロン「田端大学 ブランド人学部」公式メディア。“チャンスを見逃すな!” “時代を乗りこなせ!” 自分の人生をつかみ取りたいと渇望しながらも、一歩を踏み出す勇気が出ない人々の、背中を押すメディアです。

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