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中国株でボロ儲け!?奇跡の中国株オッサンが語る「外さない投資戦略」

「中国株でボロ儲けしている面白いオッサンがやってきます。」

そんな謳い文句につられて、ゾロゾロと人が集まってくる田端大学の定例Zoom会場。彼らはそこで「中国株」の面白さを知ることになったのでした・・・。

オンラインサロン「田端大学」では、「奇跡の中国株オッサン」の異名を持つ中国株専門家のカテキンさんと、モデレーターとして中国トレンドマーケターのこうみくさんをお招きして、「中国株」の可能性について議論しました。

中国の専門家2名を招いた「中国株」談義

カテキンさん

カテキンさんは、顔出しNGの謎多き株式投資家。企業経営者としての顔も持っています。

1990年代初頭、1人の中国人留学生と知り合ったことをきっかけに「改革開放政策」が始まったばかりの中国を訪問。

中国の成長を確信し、貿易、アパレル、飲食など中国人相手の会社を起業しました。

1993年、北京に大型四川料理店をオープンすると共に、北京にて約3年在住。その時に中国の勢いある発展を目の当たりにし「中国の将来は明るい」と確信。

日本へ帰国した1996年に中国株への投資を開始し、以来20年以上に渡って中国株専門家としての活動を続けています。

現在の中国が破竹の勢いで成長を続けていることは周知の事実ですが、1990年代からその可能性に目をつけていた数少ないうちの一人と言えるでしょう。

もう1人のゲスト・こうみくさんは、「中国の今を知れば日本の未来がわかる」をコンセプトとしたオンラインサロン「中国トレンド情報局」を運営する、中国トレンドマーケターです。

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2012年に三井物産に入社し、国際貿易及び投資管理に6年半従事したのち、2018年秋より上海交通大学MBAに留学。

その後、マーケティングマネージャーとしてバイトダンス北京本社に勤め、2019年には著書「TikTok〜世界最強のSNSは中国から生まれる」を出版しました。

こうみくさんは、株については初心者とのことで、中国事情を解説しながら、株式投資に関する素朴な疑問をカテキンさんにぶつけていきます。

専門家ならではの特別な情報源は?

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中国トレンドマーケターのこうみくさん

まず「株式投資」で気になることの1つと言えば、その「情報源」

有名な投資家や実績のある投資家は、どこかで世には公表されていない特別な情報を入手しているのではないかと、つい訝しんでしまう人もいるのではないでしょうか。

しかし、カテキンさん曰く「取り入れている情報は他の人と変わらない」とのこと。

情報源は主に2つで、1つが中国株に関するリサーチ会社が各証券会社に提供している情報と、そしてもう1つはネット上に一般公開されている、中国に関する日本語の記事だそうです。

つまり、日本にいるサラリーマンでも、誰でも入手可能な情報です。

重要なのは「どれだけ特別な情報を仕入れられるか」ではなく、「仕入れた情報をどう分析して、どんな投資戦略を立てるのか」ということなのかもしれません。

「外さない」3つの投資戦略とは?

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では、そのカテキンさんの投資戦略とは?

それは、大きく分けて3つあると言います。

1つ目が「IPOして1年以内の企業の株は買わない」こと。仮にどれだけ話題の企業でも、IPOしてから最低でも1年は静観。その期間を通して、その企業の今後の成長性を正確に見極めます。

次に2つ目が「企業の長期的な成長に賭ける」こと。これをカテキンさんは「木を育てる」ことに例えて説明しました。投資した先の企業を「木」と見立てるなら、大事なのは「根っこから引き抜いてしまわないこと」。

仮に投資先の企業の株価が上がったとしても、そこで全株を売り払ってしまうと、その後、その企業がどのような経緯をたどったのかを把握する動機が小さくなってしまいます。

売り払うのは枝葉や果実の部分に留め、そしてまた株価が安くなったタイミングで追加で買い足すことで、木をどんどん大きくしていくのです。

そして最後3つ目が「創業当初のスタートアップのような企業ではなくて、業界内で一定以上のシェアを獲得した企業に目をつける」こと。

ここまでの投資戦略を見ると、カテキンさんはものすごく「堅い」戦略を立てていると感じた方も多いのではないでしょうか。

しかし、例えば時価総額500億円規模の企業が5,000億円にまで大きなることは珍しくなく、創業当初のスタートアップに投資することだけが、10倍や100倍のリターンを得る戦略ではないのだそうです。

具体的には、カテキンさんはテンセントの株価が10ドルくらいの頃から買い始め、中国のSNS市場でトップシェアを獲得して、株価が約20ドルにまで上昇したタイミングで、本格的に買い始めました。

その後、テンセントは2014年に株式を5分割し、現在のテンセントの株価は約600ドル。もちろん、10ドルから20ドルになったタイミングでも株価は2倍にはなっていますが、改めて買い増してからも150倍になっている計算です。

※2014年に株式を5分割。
10ドル、20ドルはそれぞれ分割前の株価のため、今の株式総数にあわせるとそれぞれ2ドル、4ドルで購入した計算になります。

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上昇を続けるテンセントの株価。(2020年12月14日時点)
データ参照:https://www.bloomberg.co.jp/quote/700:HK

創業から間もないスタートアップを対象に、玉石混合の状態で投資先を選ぶことと比較すると、すでに少し頭角を表したタイミングの企業を選ぶことは、ローリスクハイリターンな投資戦略であると言えます。

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中国株は「ボロ儲け」のチャンス!?

カテキンさんが20年以上に渡って、中国企業の株を買い続けている理由。

その1つは、中国の「共産主義」という国家体制に起因する「政策の継続性と実現性」にありました。

中国の場合、発表された政策は、基本的には国民を総動員してその実現に向かいます。

民主主義の国家と違い、政権交代や国民のデモによって、途中で政策が大きく変わる可能性が低いのです。

例えば中国が2035年までにガソリン自動車の新車販売を禁止して、全て電気自動車に切り替えるという方針を打ち出したとします。

そうするとカテキンさんは、電気自動車の販売やバッテリー製造で業界トップシェアの企業に目をつけるという手順。

逆に言えば、中国が「注力する」と宣言した分野のトップシェア企業の株を買って、中長期的に保持しておけば、その企業は国の政策も後押しも受けて成長する確率がとても高くなるのです。

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お金の話に終始、満面の笑みの田端信太郎

この「政策の継続性と実現性」が日本株やアメリカ株との大きな違いであり、中国株が「儲けやすい」要因の1つにもなっています。

カテキンさんはよく、周囲の人々から「中国企業を隅から隅までチェックしている」との印象を持たれるらしいのですが、そこまで多くの企業をチェックしているわけではないのだそうです。

意識するのは国が注力する各分野トップ3の企業程度で、全部を合わせても、日々チェックしている企業は15~30程度。

創業したてで、最新の技術を使ったりメディアからすごく注目されたりしているスタートアップも、なかには将来的に化ける企業もありますが、それを見分けるのは至難の技です。

そういった勢いのある企業も、時価総額や業界シェアが一定以上の大きさになって初めて、本格的に見始めるのが、カテキンさん流の投資哲学でした。

投資の原資は、ビジネスで稼げ!

最後はカテキンさんから、こうみくさんの「中国トレンド情報局」や田端信太郎の「田端大学」に所属する、若いビジネスパーソンに向けてのメッセージ。

それは「お金儲けの基盤は、ビジネスに置く」ということ。

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ビジネスで稼いだお金の「余剰分」を、優良企業の株価が下がっているタイミングで投資に使い、それを10年20年と長期保有し続けることで、気づいたときには大きなお金になっています。

逆に若い頃のそれほど多くない資金で専業投資家として活動しようとすると、長期的に株価が上がるのを待ちきれずに、少し上がっただけですぐに売ることになってしまいます。

「経済の勉強」という観点でも、若いビジネスパーソンは日頃ビジネスで稼いだお金の一部で、株式投資を始めてみてほしいという言葉で、今回の田端大学定例会は幕を閉じました。

今回ゲストとして定例会に参加していただいた、「奇跡の中国株オッサン」ことカテキンさんの運営するオンラインサロンはこちら。

定例会ではその全てを明かすことがなかった、具体的なポートフォーリオにまで踏み込んだ実践的な投資情報も、サロン内では知ることができます。

また、もう1人のゲストこうみくさんの運営するオンラインサロン「中国トレンド情報局」の詳細はこちら。

「中国の今を知れば日本の未来がわかる」をコンセプトとした情報を日々発信しており、500人以上の会員を抱えています。

そして、田端信太郎が運営するオンラインサロン「田端大学」の詳細はこちら。

新規事業の作り方や副業の仕方、ときには「投資」の話など、「ブランド人」になるための様々な学びと実戦の場があります。

文:藤本 けんたろう


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